2日目に紹介するのは、詩集「小さなユリと/黒田三郎」
映像作家の和島香太郎さんに数年前
紹介してもらった詩集で、
和島さんがこの詩集から作った映画
「小さなユリと 第一章・夕方の三十分」も
素晴らしい作品です。
http://www.vipo-ndjc.jp/news/3155/
今からもう60年くらい前に書かれた詩。
書くってすごいですよ。燃やさない限りは残るから。
100年、200年後に読んだ誰かに繋がっていくかもしれないんだな。
未来への手紙なんだなって思うんです。
ロマンチックですね。
父と小さなユリの生活。
まだまだ父親が子育てをするという時代ではなかった、
お父さんと娘の不慣れな日々の、細やかで大きな愛情が
なんだか、とても心に染みます。
懐かしいし、笑えるし、どこか新しさもあって、
生活に寄り添ってくれる詩集ですね。
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