いっぴきじゃなかった

今日は、「いっぴき」のサイン会でした。
「朝のうちだったら混み合わないから使っていいよ」って、
友人でもあるオニバスコーヒーのオーナーの篤史くんが言ってくれて
10時〜12時まで中目黒店の二階を間借りすることに。
まあ20人くらいでしょうと思ってたのです・・・。
コーヒー飲みながら来た方と静かに会話でもしようと思っていた。
だが・・・あれよあれよという間に200人近くの長蛇の列!
お店の階段からずらりと公園の後方までいっぴき達が・・・・。
全く本が足りないの巻!!
「中目近辺の本屋に行ってみるよ」と
あっちこっちの書店に走ってくれたあつしくん、
電車で買いに行ってくれたファンのみんな。
その場ではお渡しできなかったみんな。
ご迷惑おかけしました。


本当にごめんねって思いつつも・・・
一生忘れられないみんなとの思い出ができたなあって思った。

握手したときみんなの手が冷たくて、
外が寒いのに長いこと待たせて本当にごめん。
待ってくれて、ありがとう。
みんなと交わした言葉の一つ一つや、綴った名前の一つ一つに
人生のストーリーや、始まりの願いを感じて幸せな気持ちになった。
久々に会った人や初めて会う人が、電車の中や、私の知らない街や
学校や、頑張りたいときや、頑張れないとき、眠れない夜に、
「いっぴき」を読んでくれていることを実感しました。
やっぱり、今日、やってよかった。
いろんな人に迷惑かけたけどやってよかった。


最後までマネージャーのごとく力強くサポートしてくれた
中目黒オニバスコーヒーさんと担当編集の窪さん、ありがとう。
これからも見切り発車の高橋をよろしくお願いします。

終了後オニバスのスタッフさんが
「ファンの方々がとても礼儀正しくて感心したよ。文句一つ出なかった。
そしてコーヒーをちゃんと選んでくれた」
と話してくれました。
素晴らしいファンの方々に支えられていることを、
改めて誇らしいなと思いました。
そして、オニバスのお客さんが入れなかったりして
大変なことをしでかした私に迷惑な顔ひとつせず
こんな優しい言葉をかけてくれて嬉しかった。
私も、そういう人になりたいと思いました。
温かさに包まれた一日でした。