新春みかんの会


インフルエンザからの咽頭炎で
新年からメラメラな感じの
ワタクシでしたが、
1月はイベント続きです。

まずは、dans la nature の千葉奈津絵さんと
共同企画している「新春みかんの会」。
1月10、11日と二日間無事終えました。

今年でなんと三年目を迎えるみかんの会ですが
年を重ねるごとにイベントにも深みが増してきました。
今年は、お客さんにも参加してもらって
『いつも何食べてる? 』
をテーマに、食について語らいました。

人に歴史ありというように人に食ありですね。

どんな動物にも共通して行われていること
それは、 食べるという行為。
寝ているとき、イビキをかく人、歯ぎしりする人、寝相の悪い人、
様々なように、食もやっぱり様々なんですね。
職業によって、育った環境によって、年齢によってなどなど。
いろいろな人の人生を垣間見た気がしました。
体を壊して初めて食生活を見直した方もいらっしゃったり
給食を作るお仕事で、子どもと関わる中で食べる大切さ喜びを知った方
時間や金銭的なことから一日二食カップラーメンという方
自ら野菜を育てはじめ、愛情かけた食べ物を食卓に並べる喜びを感じている方
実家が農家で、一時はその反動からジャンクフードに走ったという方
いろいろな話が出ました。

昨年までは私となっちゃん(千葉さん)のお話を
聞いてもらうことが多かったのですが、輪になって話すと
みんなの話、面白い。そして発見の多い会となりました。
参加くださったみなさんも、気づきのある時間になっていたらいいなあと思います。

そうだ、10日の会の前はなっちゃんのお菓子教室がありました。
我家の柑橘を使っての焼き菓子作り。ほかほかのおやつを食べられるなんて
しかも自分で作ったおやつだなんて、幸せな時間だったでしょう。

11日は昼、夕方の2回 、私の作詞教室「みかんの詩を作って朗読しよう」を開催。
各10人で作詞をしました。
一人じゃない詩作というのは新鮮。
連詩に近い、相互間でのやりとりや、多数の感情の入り交じる
不思議なリズムを持った詩ができあがりました。
その場で頭をひねりながら組み立てていく作業はスリル満天で楽しかった。
朗読も、いろんな声が音になるってやっぱりいいですね。
その人その人が持つ楽器ですからね。
その楽器を声にして音を奏でる。物語のある音楽。
一人では作れない、あのメンバーだったからこその
唯一無二の作品になったと思います。
その作品「みかん」を録音し、
FM徳島でレギュラーでやっているラジオ番組「高橋久美子のkikimimi 」で
公開しました。podcastでも聞けるので是非聞いてみてね。
1月18日の回です。まずは、昼の部。
http://www.fm807.jp/kikimimi/index.html

詩の内容は 以下です。

 

 

無農薬な恋をしました

こたつから離れられないように

くっついてる  甘酸っぱい中学時代の思い出

オレンジ色に熟している

にぎると温まる

色あせたダンボール開けると

ジューシー 潤されていく

この手で剥いてあげないと分からない みかんの皮

手で掴んでもすり抜けていく

お笑い芸人みたいに 個性的

君にも宅急便で送ります

食べやすいから君も好きでしょ

無農薬な恋をしました



夕方の部も、来週には発表したいと思います。

教えるのと作るのは全く別物ではありますが
人から出てくる言葉の面白さを私は1月に発見しました。
2月には、これが連続講座になるので実はとても緊張しています。
講座を受けてくれたみんなにとっても、楽しいだけじゃなく
言葉の発見多き講座となるよう誠心誠意向き合っていくつもりです。
詳しくはニュースを見て下さいね。


1月、1月、1月
いつまでたっても1月は、みんなの期待を一心に背負った
プレッシャーでカチカチの月です。

頑張らねば!!
続きはまた今度書きます。