映画「だってしょうがないじゃない」を見てきました。
広汎性発達しょう害を持つ大原信さんの
三年間を追ったドキュメンタリーです。
風が吹くとどうしてもナイロン袋を飛ばしたくなったり、
仮面ライダーの人形を集めたり、
矢印マークがかっこいいと思って、靴がどうしても欲しかったり
信さんの熱烈な少年の気持ちを私は羨ましく思いました。
大人になると、好きなことが何か、一番やりたいことって何か
わからなくなることもあるからね。
好きなことを好きと言って
やらずにはいられない正直な信さんに、惹かれて
坪田監督はじめ、いろんな人が集まってくる、
その関わりの様子もいいなあと感じました。
「今の社会の枠に全員をあてはめて、
できない人がその壁を乗り越えなきゃいけないシステムだよね。
その壁を障害と言うんだろうなあ。」
というようなことを坪田監督が
アフタートークで仰っていて、深くうなずきました。
みんなを同じ枠にあてはめる。
そんなの無理にきまってる。
機械や部品じゃないんだから。
だから苦しい、生き辛いんだよね。
誰でも生きる上での孤独や悩みは抱えていて、それを
一緒に考えたり和ませてくれる人が
いることで明日を迎えられるのかなあとも感じました。
11/18までやってます。
是非是非、東中野のポレポレへ。
映画を見る前に東中野の銀座商店街をぷらぷらしました。
鰻屋さんで一杯ひっかけました。どの部位も美味しくて色々食べた。
特にかわが美味しかったわー。
それから、鰻屋の目の前の和菓子屋さんで、
栗蒸し羊羹や桜餅やモナカを買いました。
そしたら「もうおしまいだから」と、
みたらし団子をおまけしてくれたのです。
孤独のグルメにも登場したという団子!
嬉しい!東中野好きになっちゃう。
もう一軒、来たときから気になったのが、
商店街入り口のフランス人のお兄さんが
一人でやってるラフなケーキ屋さん。
明日が危ぶまれるほどケーキが余っていたのです。
しかも、ちょっと日本では見かけない感じの
ケーキなのです。
店頭には50%オフで、ずらりと並んでる。
こんなに!大丈夫なのか!!
私は恐る恐るチェリーが埋め込まれている
チーズのタルトを買いました。
北欧で食べたとき、すごく美味しかったから。
映画館で、みたらし団子とそのケーキを食べました。
美味しかった。みたらし団子は言わずもがな。
チーズのタルトは、すごくサックリしている。
私はあっさりしたものが好きだから、こういう方向性いい。
濃いフランス菓子とは真逆でびっくりしましたが、これは何個でも食べられるなあ。
「まだ東中野には何もないと言っているんですか」
というポスターが商店街のいろんなところに貼られていました。
すみません。中野でご飯食べるか迷ったけど東中野、新発見でした。良かった。
リアル孤独のグルメをして、映画館へ向かいました。
アフタートークの最後に
監督に質問ある人?と言われましたが、
やっぱり手を挙げられませんでした。
なんでしょうね。
帰ってあれこれ一人で考えるなら、バッとその時に聞けばよいのにね。
やっぱり日本人ですね。
以上、昨日の報告でした。
こちら「だってしょうがないじゃない」の予告編。
https://www.youtube.com/watch?v=pbI7GGlLCGQ
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