食べる、生きる


あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

2016年の幕開けです。
一年経ったからどこが成長した?
何が変わった?
と、なかなかわかりにくい年頃です。
頭でっかちにならないよう、いつも自分の目と耳で
確かめて、成長し続けたいなあと思います。

さて、今年はどんな年になるかなあを
いつも 方向付けてくれる「新春みかんの会」
が無事に終了しました。
昨年は、相棒であるdans la natureの千葉奈津絵さんに
待望の長男が誕生し、食べたものがへその緒を伝い
正に命になる瞬間を目撃しました。
 2015年になっても、人って、人から産まれてくるんだ。
食べ物が人を作ってるんやね。
当たり前を少しだけ真剣に考えた一年だったんです。

だから、四回目を迎えた新春みかんの会のテーマは
「食べる、生きる」
参加者のみなさんと、食べることって何だ?
と考え、一言づつ発表してもらいました。
参加者さんと私となっちゃんで作った詩「食べる」を
発表したいと思います。

「食べる」

食べる ということ
感謝すること
命を体に入れること
恵みを感じるということ
命を感じるということ
感じるということ
気分転換するということ
学ぶということ
育まれるということ

食べる ということ
一人ではないということ
満たされるということ
元気になること
繋ぐこと
選ぶこと
半分は義務で半分は共感すること
みんなが笑顔になるということ

食べる ということ
気がつくということ
表現するということ
落ち着くこと 落ち着かせること 
嬉しくてクルクル回ること
恵まれるということ
なくてはならない幸せということ
生かされているということ
喜ぶということ

食べる ということ
鼻から始まる ということ
鉛を飲むこと
体と心を作ること
毎日繰り返されること
いただくということ
喜ぶということ
お話をするということ
時間や思いを共有するということ

食べる ということ
太るということ
生きるということ
よし、やったろうか!ということ
 感動するということ
味わうということ
人の思いを知ること
己を知ること
一生懸命考えるということ

食べる ということ
参加するということ
生まれ変わるということ
文化を感じること
工夫すること
誰かと一緒に笑うということ 


こーんなに「食べる」が広がりました。とってもいい詩だなあ。
一人では出てこない言葉だから、面白い。本当に良い会になりました。
みなさんありがとうございました。
なっちゃんの今年のみかんのお菓子も最高に美味しかったよー。
心もお腹も幸せな2016年の幕開けです。
しっかり、食べて生きていきます。
まずは、そこから!