10/3(木)高橋久美子×有松遼一「わたしたちの 農継ぎ×能継ぎ 〜同い年対談〜」



9月17日に発刊となった『わたしの農継ぎ』の

「農継ぎ」という造語には、ただ農地を引き継ぐだけでなく、
技術や生き方、暮らし方を継ぐという、意思が込められています。

そのためには、農業のやり方自体を、今という時代に合わせる必要もある。
それはたとえば、地元と都会の二拠点で暮らすこと、チームで畑をすること、
自然農を心がけて種を継ぐこと…などなど、その奮闘を綴っています。

有松さんは、能楽師として芸能を引き継ぐことを日々実践し、
考えてこられた方。残したいもの、変えていくべきものについても
お話しを伺いたいです。
二人とも1982年生まれ、40歳を超え、
ちょうど世代をつないで「継ぐ」役割を担う年頃でもあります。
その苦労やそこに立ったからこそ見えた景色、
これから実践していきたいことなどを語らいたいです。

農や能に興味がある方、あるいは、
何かを継ごうと奮闘している方、ぜひ奮ってご参加くださいませ。

■登壇者: 高橋久美子、有松遼一
■日時:2024年10月3日(木)18:30開場 / 19:00開演(20:30終了予定)
■会場:恵文社一乗寺店COTTAGE(ハイブリッド配信)
■主催:ミシマ社
■定員:30名

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有松遼一(ありまつ・りょういち)
1982年東京都生まれ。能楽師ワキ方。
京都大学大学院文学研究科博士課程(国文学)研究指導認定退学。
同志社女子大学嘱託講師。 京都大学在学中の2007年に
能楽師ワキ方・谷田宗二朗師に入門。
現在は、京都を中心に全国の舞台に出演。
アメリカ、フランス、韓国などの海外公演にも参加。
大学の講義では能楽や和歌など古典の魅力を伝え、
能が現代に生きる芸能・舞台芸術であることを問い続けている。
著書に『舞台のかすみが晴れるころ』(ちいさいミシマ社)。