「ディアガール」「パパといっしょ」の翻訳担当

一月、翻訳を担当した2冊の絵本が出版されました。


まずは、「ディアガール おんなのこたちへ」
これは、2017年に翻訳した「おかあさんはね」の作者、
エイミー・クラウス・ローゼンタールさんの遺作になります。
娘のパリスさんとの共著で、きっと残してゆく娘にたくましくしなやかな女性になってほしいと
思いを込めて書かれたものだと思います。



女の子だけでなく、私は頑張る全ての女性たちに読んでほしいです。
特に思春期〜就職したばかりの女性に。
あなたはたった一人のあなたなんだよと
エイミーさんのエールに私の気持ちも上乗せできるように思いを込めて翻訳しました。

そして、もう一冊「パパといっしょ」も翻訳しましたよ。


こちらは、ウクライナの絵描きさんスーシーさんの作品。

大きなパパと小さな娘さんの対比がなんとも温かいのです。
これからパパになられる方、また結婚式でのお父さんへのプレゼントにも
いいなあと思います。
お子さんのための絵本でもありますが、こちらも
娘を持つお父さんのための絵本でもあります。


娘を守ってくれる、父親という唯一無二の存在がスーシーさんのやわらかく可愛い筆致で描かれています。
日本のみなさんに愛されるよう、工夫して訳しました。
疲れた夜にそっと開いてみてください。
どちらの絵本も、きっとあなたが一人ではないことを教えてくれますよ。