原田知世さんのアルバムに歌詞提供

原田知世さんの4年半ぶりのオリジナルアルバム
『L’Heure Bleue (ルール・ブルー)』に
2曲、歌詞を書かせていただきました。



リード曲にもなっている2曲めの「銀河絵日記」9曲目の「2月の雲」です。

11月28日 リリース
お楽しみに!

原田さん自身も作詞されていますが、
その他の作詞家のみなさんが
角銅真実、辻村豪文(キセル)、角田隆太(ものんくる)、土岐麻子、堀込高樹(KIRINJI)

と、すごいメンバーなのです。


〈今回の歌詞について〉

原田さんの言葉をおいてくるような雰囲気のある朗読のような歌と
プロデューサーで作曲・編曲を担当されている
伊藤ゴローさんの静かに尖った、冬の朝のような
サウンドは、見事にマッチして歌詞も何倍もの広がりをみさせてくれています。

「銀河絵日記」は、詩先で作りました。
宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」から想起し、
ファンタジックな中で原田さんが夜汽車に乗って
過去や未来を旅するイメージで書きました。
「2月の雲は」伊藤さんが曲を作る時、頭の中で
ムーンライダーズの「9月の海はクラゲの海」が鳴っていたそうで、
アンサーソングのようにしたいという思いから、
歌詞も手紙の返事のような気持ちで書いていきました。
イントロのオーケストラがとてもかっこよくて
なにか卒業式のときの雰囲気を思い出して、
静かな中に、変わらない強さをもって描いていきました。
原田さんの、朗読のような染み入る歌声が詩の世界を凛と立たせてくれています。