パシャリ!

新宿の街を歩きながら、
その情報量の多さに目を白黒させる。
なんだかんだ週3回は歩いている気がするのに
どうして慣れないんだろうなあ。
音楽をしていたときは渋谷まわりで飲むことが
多かったからかもしれない。
今は、出版社関係。俄然、新宿まわりで打合せが多い。

そして友達の写真展や、新宿のギャラリーなど
はしごしすぎて、また心追いつかずということになる。

私の偏見かもしれないが
写真は他のアートよりも人が出るなあと思う。
話したこともない写真家さんが受付に座っていて
ぐるりと作品を見て。もいちど作家さんを見る。
ほー。生き写しではないか!
隣の部屋の別の写真家の作品を見る。
ほー。これまた生き写しではないか!と。
失礼な話だけれど。

いや、その人を見たから、写真が明るく見えたり堅物に見えたりするのかもしれない。
その時点で偏見は始まっているのかもしれない。

だって、木は木だし、かわいい人はかわいい人だし
それ以上を感じようと、じーっと想像力を膨らますけど
ついに、被写体以上の何ものでもないことが殆どだからだ。
なのに、つい作家さんと話をしてしまい、
これはこういう出来事の後に撮ってねとか、…