こたつを出した。冬だな。
全く違う人になれそうなくらい冬は嫌だ。
これから4ヶ月どうやって過ごそう。
何もない日もあるし、いろいろある日もある。
当然か。
何もないというのは、どこかに出かけなかった
ということではなくて、どこかに行ったとしても
何もなかった日ということ。
いろいろある日というのは、どこかに行ったり
誰かに会ったというだけでもなくて、
どこにも行かなくても、嬉しかったり、悲しかったりした日ということだ。
昨日は渋谷のUPLINKでのエネルギーを考えるイベント
「東京PAOS!」に詩の朗読で参加した。
この間は、松陰神社前の幕末維新祭りで竜馬の格好してパレードに参加した。
10月は山田稔明さんの作詞講座にゲスト出演して、
その人の人生とともに言葉が発せられることを実感した。
その他、毎日てんこもり。飲んで、話して、ライブ行って、打合せして、書いて、
映画見て、笑って、遊んで、書いて、話して、飲んで・・・
もう、日々びびびなのだ。できごとと感想を書いていけば、
ノート何ページにもなってしまうだろう。
フリーの仕事なわけで面白い出来事の連続だから。
けど、ときどき思う。
言葉に変換すると
膨大な量のストーリー、揺れや発見だけれど
確実な「びびび」はほんのわずかなのではないかと。
そして貴重な「びびび」でさえ多くがまた平坦な毎日の中に埋もれていく。
人から与えられた感動や気づきを、自分の中に寝かして
自分の鍬で耕してみるということをしなければすぐに消えてしまう。
自分の中に根付かせること、それはきちんと自分と対峙すること、
そういう時間を持つことなんだと思う。
情報量が多くなればなるほど消化不良を起こす。
たくさんの「びびび」の一鍬も耕せなかったり・・・
一つの感動、発見を大切にすることの方が最近の私には向いているのかもしれないな。
気を抜いていたら、知らぬ間にメディアや風潮に流されて今の自分ができている気さえするもの。自分らしくというのは、意外となかなか難しい。
一年前とは確実に違う冬の始まり。
この一年のいくつが自分の一鍬によってできたのだろうか。
100年後も残る本を作りたいと思う。
それと同じような気持ちでイベント一つ一つにも挑みたいと思う。
どちらも人の時間をジャックしているからだ。
時間=人生 の一部分を削って読んだり来たりしてくれているのだから。
それは自分にもあてはまること。
今ひとつだったなという思いは、ずっと重く重く肩にのしかかる。
ああ、もっと気楽にイベントに出られたらいいなと思うけれど、
私は、そういうのができない。
こたつの周りはいっぱいなのに。
〈最近のできごと感想 〉
・昨日の詩の朗読+ピカ、トンチとのライブセッション
マジック起こったり!めっちゃ良かった。ちょっとギターのボリューム大きかったかも。
後半は神がかり的に良かったように思う。こういうの時々やりたいな。
でも精神使いすぎて今日が使い物にならず。一日、ふぬけ。
昨日「ホピの予言」を見て、とにかく一人一人が精神的な生活をしていくべきと
思った。懐古主義になれという意味ではなく、自分で考えることということだ。
私はマックもカップ麺も食べるもの。
ただ、物質に頼りすぎた生活にならないように考えたり、
大地を離れた生活が多い東京だけど、ときに月を見たり風を感じたり
して、地球の日本の愛媛に生まれた不思議を考えたりする。その程度のこと。
メディアによって思考停止させられていることって多いから。
気づくこと、そして自分の中に根付かせること。
・巣巣での作詞講座ゲスト
全三回のうち、二回参加させてもらった。
生徒で来てくれたみなさんの歌詞、私あなどってたなあ。
本当に素晴らしかった。
歩んできた道、出会ってきた人、家族、地域
そういうことが歌詞にまで影響してくるもんなんだなあ。
アーティストなんて言葉はいらないと思う。
みんな発表すればアーティストだ。発表会の日に思った。
言葉はすごいな。その人の分身だ。
私も頑張らねば!
こちらが詞先で受講生のみなさんが作った詞。山田さんのHPにて。
http://blog.livedoor.jp/monolog/archives/51985703.html
こちらは曲先。みんなが作ったものを山田さんが繋げて1曲にしてくれました!
私も、ハロウィンの曲でラスト参加しています。
http://blog.livedoor.jp/monolog/archives/2012-10.html
・龍馬になってパレード!
言うことなし!おたくっていいなー。好きだなー(笑)
以上