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2011年11月18日

もしも、ハワイに引っ越したら

いつの間にか、すっかり秋になっていました。
寒さの「さ」の字も出て来なかったのに
暑さの「あ」の字も出て来なくなるという唐突さ。
こたつやクーラーこそ開発されたけれど、
誰も日本の四季に反対することなく、生きているというのは、
これだけ便利な世の中にして、不思議な点だと思うのです。
もう、私なんて今すぐ、ハワイに引っ越したいもんな。
冬なんて、来なくていい!

ハワイに引っ越したら、
毎日アロハシャツを着て、海辺で
「アロハー」と、とろんとした目で
パイナップルジュースを飲むのです。
そしてサーフィンをして、日に焼けた
健康的な手で、ロコモコを作る。

いいなあ。

夕方、沈む夕日を見ながら、かわいい愛犬の
散歩をして(犬嫌いは治っているという設定)
夜はホームパーティー。
近所に住んでいる、ちょっと大きめの友達がいっぱい来て、
「いらっしゃーい。」とハグをする。
でっかいお肉を食べたり、フラダンスを踊ったり、
バナナケーキを食べたりする。

いいなあ、いいなあ最高だなあ。

でも、間違いなく、ダイアリーは更新しなくなるよね。
しても「今日も元気だよ。神様ありがとう!アロハ!」
とかになるね。
そんなこともないか。
ハワイに行けば、またハワイの悩みが出てくるかな。
「毎日が幸せすぎて、不安」
とか、しばきたくなるようなことを言うのだろうか。

その国の風土が、国民性を作り、文化を作る。
今の私を形成する半分くらいは、日本の風土によるものなんじゃないかな。
だから、人はどんなに暑くても、どんなに寒くても、打ちのめされても、
知恵を出し合いながら、その地の自然を受け止めて、生きてゆくのだろう。

冬眠します。
の看板を立てながら、今年も何とか、冬を越します。

久美子